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銀のお手入れ
・銀と人類の関わり
人類は銀に殺菌力があることを知り、
古くから食器などに使用したり
また古代や中世、銀の食器は変色し、毒などの異常を知らせ、
王族の毒殺を防いだなど多くのメリットが知られています。

・サビを楽しむ
当工房の例えばかんざし。
表面には、何も塗っておりませんので
当然サビもでます。
お使いになったあと、銀食器専用の磨き布などで
お手入れされると、買った当初よりも
使い込む程に、自分の銀製品の色になります。
「いぶし銀」とでもいいましょうか、味わいが増します。

伝統の技法の一つに「古美(ふるび)」というものがあります。
これは、専用の「いぶし液」などで、わざと銀を硫化させ
味わいを持たせるものです。
銀はある意味お手入れを楽しむものなのではないか?
と、当方は考えます。

当工房の銀製フクロウに関しては、
表面にクリアーを塗布しており、錆びにくい加工をしております。
ですが、どうしても時間が経てば、変色もします。
その際は、ご相談ください。
かんざしなどは、お磨きいただけます。


※かんざしの「あらし」「金さし」の部分は
磨くと、色があせたり、艶が出過ぎたりもします。
ご相談下さい。


・銀細工のお手入れ
銀は 空気中に含まれる硫化水素、二酸化硫黄と反応して、
表面にサビ(硫化銀)が生じます。
しかし、 銀の硫化は、鉄のサビのように中まで
サビてしまうことはありませんので、手入れや修復で
どんなにサビてしまった銀でも、
正しく手入れすれば元の輝きを取り戻せます。
(程度にもよります。ご相談ください)

・銀が変色する可能性のもの
輪ゴム等のゴム製品は、硫黄化合物と空気中の水分が反応して、
硫化ガスをだし銀を変色させます。
化粧品やパーマ液、洗剤などに含まれている硫黄化合物や
界面活性剤の硫黄分、ゴム系接着など、
サビの発生のひとつのようです。

・硫化皮膜(さび)への対応
市販のシルバークリーナーでも十分です。
黒い皮膜はそれなりの硬度があり、
落ちない場合は金属磨き、たとえばピカールや、
研磨剤付きの布などといった商品をお使いになると
きれいになると思います。


※宝石などのジュエリーの場合は
石によって合わない薬品や、傷の原因になる
繊維もありますので、お買いになったお店などで
ご相談するほうが、失敗はないと想います。


また、宝石の入った製品は、個別に分けられる
しきいのある宝石箱に入れるのがベター。
お互いに接触し、傷つけあいますので、、、

ここに、記載されたのは、あくまでアドバイスです。
販売店や、その道のプロなどに、修復やお手入れを
ご依頼されるほうが、失敗はないかも知れません。

免責:当工房が関与しない製品で、薬品や磨き製品などでの
損害が発生しても当方は一切負担いたしません。
個人の責任でお願い致します。
まず、販売元やプロにご相談する事を、おすすめ致します。
 
2012-12-1
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