初代 信重の技術を現代にも繋ぎ 現代に即応した製品ブランド それが、『信重ブランド』です。
江戸城お抱え職人、末次師に弟子入り。 総てを自分で作らないと気がすまない性格だったようです。 晩年は進駐軍の装身具、銀小物を製作していたそうです。 大観のお弟子さんとも精通していたそうです。 「おれの作品は見る人が見れば分かる」というのが口癖で 名を作品にあまり刻まなかったそうです。
白銅で作られた正倉院にある、白銅柄香炉を模して作ったようです。 獅子が配され、いわゆる獅子鎮香炉です。 高僧が法会でつかう、供養具です。 箱には法隆寺ともあり桑の木ともありますので、現在調べておりますが、 金銷で作られたものです。孔雀石など半貴石で飾られております。 現在の所有者の方の有志でお写真を頂きました。
受注生産で作られた、神輿です。 設計は日本屈指の方※1の図面どおりに 金・銀・四分一・赤銅などの金属で再現されたものです。 大正時代ある銀行の頭取さんの依頼でしたが製作中に依頼主が亡くなられ、 宙に浮きましたが、その後も製作、S36年に 関西のある個人様が求められ お持ちになっています。 <※1/大手仏具店 安田松慶堂の番頭さんでもあられた 小峰松柏氏の設計です。>
主幹:小島 功 <二代目 信重> 江戸時代の鎚起工芸の純粋な血脈を受ける末次派を原点として、 その技術を極めた、初代・小島 信重に師事。 その後、小島製作所に入社し、 小島 恵雲の元、精進を重ね役員に。 2006年に『銀工房 こじま』を設立。
平成23年度 北区きらりと光るものずくり顕彰 きらめきの技人部門
平成24年度 東京マイスター